好きなことの探し方
── 好きこそものの上手なれ ──
【好きなことだけ、やっていい】
人に言われなくても、自分からやってしまうこと。
やめろと言われても、ついやってしまうこと。
それは、きっと「本当に好きなこと」なんだと思う。
一度きりの人生。二度はない人生。
自分の好きなように生きていい。
もっと言えば、「好きなことだけやっていい」。
「そんなの無理だよ」
「嫌なことだってやらなきゃでしょ」
って、思うかもしれないけど──
結論:やりたくないことは、やらなくていい。
本当に好きなことだけをやっていい。
【人はそれぞれ、違う「価値観」に生きている】
ただ最初に伝えておくと、
「好きなことだけで生きる」のは、簡単じゃない。
少し難しい言い方をすると、
「好きなこと」=「自分の価値観」
「好きなことだけやっていい」=「自分の価値観に沿って生きる」ってことになる。
じゃあ、「価値観」って何?
それは、自分が生きるうえで大切にしたい想い・行動のこと。
それが明確じゃないと、「本当に好きなこと」も見えてこない。
人それぞれ「価値観」は違う。
たとえば──
- ゲームが好きな人もいれば、そうじゃない人もいる。
- 出かけるのが好きな人もいれば、家にいるのが好きな人もいる。
もっと深く掘ると、
「ゲームのどんなところが好き?」「何をしてる時が楽しい?」
「出かけるとどう感じる?」「家にいると、どんな気持ちになる?」
そんなふうに、名詞ではなく、動詞や感情で考えてみると、
自分の「大切にしたいこと=価値観」が見えてくる。
そして、その中でも特に大切なのが、
「ワクワクすること」
その“ワクワク”を感じられることだけをやればいい。
だって、
自分が「ワクワクしないこと」は、誰かにとっての「得意」や「楽しみ」だったりするから。
だから、自分は好きなことだけやればいい。
【俺が好きなこと】
俺も居酒屋を始めたとき、「儲けるぞ!」って気持ちよりも、
「自分の料理で人が喜んでくれる姿を見たい」って気持ちが強かった。
そのために一生懸命料理を学んで、朝から晩まで働いても苦じゃなかった。
今は沖縄に来て「Totonou Space」で働いてるけど、
料理をする機会は少なくなった。
でも、ゲストに「ここに来て本当に良かった!」って言ってもらえるように、
準備したり、おもてなししたり──
俺は「人に喜んでもらうこと」が好きなんだ。
俺の価値観のど真ん中に「他喜力(たきりょく)」がある。
海が好き。沖縄も好き。
でも、人に喜ばれる実感がなかったら、この仕事はきっと続かない。
好きだから頑張れる。
もちろん壁にぶつかることもあるし、迷うこともある。
でも、「本当に好き」というエネルギーが、いつも俺を支えてくれている。
【好きこそものの上手なれ】
好きなことって、やめろって言われてもやっちゃう。
寝る時間も忘れて夢中になれる。
だから、自然と上達する。
勝手にうまくなる。勝手に人の役に立っていく。
だから、KとMにも伝えたい。
「好きなことだけを、全力でやって生きていってほしい」
ふたりの中にある才能が、
最大限に活かされる場所で、思いっきり生きてほしい。
大丈夫。焦らなくていい。
ゆっくりでいいから、
必ずKとMの中にある「好き」が見つかるから。
最後までお読み頂きありがとうございます。
このメッセージは、僕の2人の息子たちに向けたものですが、
世界中のお父さんや子供達、この世界で生きている何処かの誰かのお役に1mmでもなれたら嬉しく思います。
僕は、「縁ある人々の笑顔と喜びの量を増やし、子供達の明るい未来を守る」という人生目的の為に、
1人でも多くの「カッコよい父親」を増やすためにこれからも頑張っていきます。
これからも一緒に頑張っていきましょう!
ありがとうございました。