「想い」と「距離」
―― 心を向けることに、距離は関係ない ――
【一緒にいられないこと=愛がない、じゃない】
家族って、そばにいるのが当たり前だと思ってた。
親はいつでも子どものそばにいなきゃいけない──そう思い込んでいた。
でもそれは、俺自身が勝手に作り上げた「当たり前」だったのかもしれない。
人生には、いろんな“離れ”がある。
・高校卒業で家を出るとき
・進学や就職で新しい土地へ向かうとき
・中学から寮生活を始める子もいれば
・俺たちみたいに、離婚によって家族が離れて暮らすこともある
・時には、生まれてすぐに大切な人との永遠の別れが訪れることもある
でも、一緒にいないからって、家族じゃなくなるわけじゃない。
離れているからって、「想っていない」わけでもない。
もちろん、そばにいられる時間は大切。
だけどそれ以上に大事なのは──
「どれだけ想っているか」。
その“想い”は、たとえ距離があっても、時間が空いても、必ず届く。
【距離なんて、有って無いようなもの】
今、俺は沖縄にいる。
KとMは栃木にいる。約2,200km離れてる。
数字だけ見ると、遠いように感じるかもしれない。
でも、俺は全然“遠い”と思ってないし、“離れてる”とも感じてない。
車と飛行機と電車を乗り継いで、ドアtoドアで約10時間。
それだけで沖縄から栃木に行けるって、すごい時代じゃないか?
距離も時間も、結局は「自分がどう捉えるか」次第なんだ。
もっと高い視点で自分の住んでる場所を見てみてごらん。
日本を空から見れば、地球が見えてくる。
宇宙から見たら、沖縄も栃木も「ほんの数ミリ」程度の差だ。
自分の世界が広がれば広がるほど、距離の感覚はどんどん小さくなっていく。
【想いに距離は関係ない】
「想い」って、目に見えないもの。
でも、この世界には、目に見えないけど確かに“届くもの”がたくさんある。
・声や音
・インターネットの電波
・匂いや空気感だってそう
そして、「想い」もそのひとつ。
“相手”に“心”を向けること──それが「想う」ってこと。
「元気にしてるかな」
「今、何してるんだろう」
「こうしたら喜んでくれるかな?」
相手を想う気持ちは、近くにいても、離れていても同じ。
それだけで、世界中どこにいても、ちゃんとつながれる。
【「想い」が現実をつくる】
目に見えない「想い」は、やがて目に見える「現実」になる。
どんな未来を歩んでいきたいか。
どんな関係を築いていきたいか。
まずは、そう“想うこと”からすべてが始まる。
今は会えなくても、話せなくても、
相手を想い、未来を想い描いていたら、
それはきっと実現する。
本気で誰かの幸せを願う想いは、必ず届く。
だからKもMも、「想う気持ち」を大切にしてほしい。
その想いは、相手だけじゃなく、きっと自分も幸せにしてくれるから。
✍️ 最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。
このメッセージは、僕の2人の息子たちに向けたものですが、
世界中のお父さんや子供達、この世界で生きている何処かの誰かのお役に1mmでもなれたら嬉しく思います。
僕は、
『縁ある人々の笑顔と喜びの量を増やし、子供達の明るい未来を守る』という人生目的のために、
1人でも多くの『カッコよい父親』を増やすために、これからも頑張っていきます。
これからも一緒に頑張っていきましょう!
ありがとうございました。