会社や家庭の愚痴ばかりこぼしていませんか?

〜親父たちの本音と、かっこいい背中の作り方〜

居酒屋時代の20年間。
沢山の男性を見てきました。
そこには、家族で一緒に来る「お父さん」はもちろん。
会社の同僚と来る「お父さん」
友達と来る「お父さん」

また、同じ男性でも、
「おじいちゃん」
これからお父さんになるであろう「若い男性」

様々な男性。そう「おとこ」を見て来ました。

そんな中で、良く聞くと言うか、当たり前的な会話。
それが、「愚痴」

会社での愚痴。
奥さんへの愚痴。
子供達への愚痴。

一杯の酒とともに、ふとこぼれる本音。
僕はその一つひとつに耳を傾けながら、いつも思っていた。

「この人たちは、本当はもっとかっこいいんだ」って。


愚痴をこぼすことは悪いことじゃない

人間だもの。
弱音だって吐きたくなる。
悔しい日も、うまくいかない夜もある。

僕だって、昔はそうだった。

でも、もし毎日毎日、会社や家庭の愚痴ばかりこぼしていたら。
自分自身がどんどん“ダサい親父”になっていくのを、子供たちは敏感に感じ取る。

目の前で口に出さなくても、行動に出てしまう。
フッとした時に出る言葉に「本音が出てしまう」

言葉だけじゃなく、背中で伝わってしまう。
それが、親父という存在だと思う。


自分を満たせば、自然と愚痴は減る

愚痴を言いたくなるのは、
「感謝」が足りないからなんだとよく言われる。

じゃあ、「感謝」ってなんだ!?

「ありがとう。」とは、思っているし、「感謝」してる。
言葉にもしてる。

じゃあ、なんで「愚痴」が出たり、「苛立ったり」するんだろうか。

僕は、
本当の意味で「自分を大切にできていないサイン」なんだと思う。

体を酷使してないか?
心が疲れすぎてないか?

「本当はやりたくないことを、無理して続けてないか?」

一度立ち止まって、自分自身に問いかけてみる。

「自分は、誰の為に。何の為に頑張っているのか?」
「本当に求めている物は何なのか?」

まずは、自分自身と向き合う事。
そして、
自分を満たすこと。

それが、かっこいい背中を作るための“最初の一歩”だと思う。


かっこいい親父とは「いつも機嫌がいい男」

「皆さん、笑ってますか?」

「笑顔で毎日過ごしてますか?」

一緒に居たい人NO1は「ご機嫌な人」
反対に一緒に居たくない人NO1は「不機嫌な人」

別に、スーパーヒーローみたいにならなくていい。
バリバリに稼いでなくたっていい。

ただ、
「毎日笑顔で過ごす」
「笑顔で家族と接する。見守る」
それだけで、十分にかっこいい。

子供たちはきっと、そんな親父の笑顔を見て、
「お父さんは毎日が楽しそう」って思えるはずだから。


今日からできる、小さな一歩

もし今、何かにイライラしていたり、
人のせいにしたくなっているなら。

まずは深呼吸して、空を見上げてみよう。
そして、
「自分自身が生まれた時の事を思い出してみよう」
もちろん、赤ちゃんだったから記憶は無いかも知れないけど、
自分のお母さんが「命を懸けて産んでくれた自分」を感じてみよう!
そこから、
「今日まで、ホント頑張ってきたと自分を褒めてやろう!」

誰でもない「自分自身」の為に。

それが、家族にも、仲間にも、そして未来の自分自身にも、
一番のギフトになるから。

最後に伝えたいこと

「愚痴」は誰でもこぼしたくなるもの。
だけど、愚痴をこぼす前に、自分自身を整えることができる父親って、本当にかっこいいと思う。

仕事で転んでも、夢が叶わなくても、悩んでもいい。
それでも「俺は自分の道を生きる」と、子供の前で胸を張って言える父親こそがかっこいい。と僕は思う。

そんな父親たちが増えれば、子供たちの未来はもっと明るくなる。
そして僕自身も、子供たちに誇れる背中を見せていきたい。

最後までお読み頂きありがとうございます。
僕は、「縁ある人々の笑顔と喜びの量を増やし、子供達の明るい未来を守る」という人生目的の為に
1人でも多くの「カッコよい父親」を増やすためにこれからも頑張っていきます。

これからも一緒に頑張っていきましょう!
ありがとうございました。