20歳の頃から憧れていた沖縄

僕が沖縄に憧れを持つようになったのは、20歳の頃だった。

青い空、透き通る海、時間の流れが穏やかで、人もどこか温かい。都会の喧騒とはまるで違う、のびのびとした空気感に惹かれた。そして、「いつか沖縄に住んでみたい」という夢を抱いた。

ただ、当時は夢のまま終わると思っていた。仕事も家庭も、目の前のことをこなすのに精一杯だったからだ。

目の前の現実に流されて後回しにしてきた

20代の頃はとにかくがむしゃらに働いた。自分の居酒屋を経営し、お客様に喜んでもらうことを生きがいにしていた。でも、飲食業は決して楽な仕事ではない。朝から晩まで働き、休みもほとんど取れない。

結婚し、子供が生まれ、家庭を支えるために必死だった。

「沖縄に移住する」という夢はいつの間にか現実的ではなくなり、どこか遠いものになっていた。

「今は無理でも、いつか…」
「子供が大きくなったら、老後にでも…」

そう自分に言い聞かせていた。

でも、そうやって後回しにしているうちに、本当にやりたいことを見失いかけていたのかもしれない。
「夢」なんてものは、叶わないから「夢」なんだと。思い込んでいた。

なぜ今決断できたのか?

そんな僕が沖縄移住を決断したのは、コロナ禍が大きなきっかけだった。

経営していた居酒屋はコロナの影響で一気に苦しくなり、最終的には閉店の道を選ばざるを得なかった。家族とも離れることになり、人生のどん底を味わった。

チョット前にその沖縄の施設の求人が目に入って来ていました。
でも、その時はまだ、最後の最後まで諦めずに踏ん張っていた時だったので、まさか、自分が働くことになるなんて
夢にも思っていませんでした。

そして、お店を閉めたあと、人生のどん底に居ながらも必死に這い上がろうとしてました。

そんな中で、求人の事を思い出しましたが、連絡するのに、メチャクチャ悩みました。
「子供たちともっと離れてしまう…」
「沖縄に行くのはただの逃げじゃないか?」
「周りの人や子供達に何て言われるんだろうか?」

でも、ふと気づいたんです

「これは俺がずっと望んでいたことじゃないか?」

20年前から憧れていた沖縄。
ずっとやりたかったことを、今やらなくていつやる?

そう思って、決断したら、一気に「夢」はあっさり叶った

「やりたいことをやる」大切さ

沖縄移住を決めた理由は、自分の夢を叶えるためだけじゃない。

一番の理由は、子供たちに「やりたいことをやっていいんだ」と伝えたかったからだ。

「親父のように、自分の気持ちに正直に生きていいんだ」
「やりたいことをやるって、カッコいいことなんだ」

そう思ってもらえるような生き方をしたいと思った。

今、僕は沖縄の美しい海を見ながら仕事をしている。
毎朝、太陽が昇るのを見て、「ここに来て本当によかった」と思う。

子供たちとは物理的な距離は離れたけど、僕の生き様を通して伝えられることがある。

「お前たちも、自分のやりたいことをやれ!」

そう胸を張って言えるようになった。

沖縄移住は、ただの夢の実現ではなく、僕の人生の新たなスタートでもある。

まとめ – 読んでくれたあなたへ

もしあなたが「自分のやりたいこと」を諦めかけているなら、僕の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

✔️ 「夢」は必ず叶う
✔️ 自分の本心とキチンと向き合う
✔️ 自分が叶えたい夢の先にある未来を考える

僕はこれからも、自分の経験を発信し続けていきます。
そして、子供たちにも「親父は本気で生きたんだ」と伝えられるように、これからも挑戦していきます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!