「本当はどうしたい?」 ~自分の本音が人生のコンパスになる~

【常に自分自身と向き合うことが大切】

自分の人生を生きるために、一番大切な質問がある。
それは──「本当はどうしたい?」という問い。

「本当は何がしたい?」「本当に求めているものは?」
今の自分の状況や不安、制限を全部取っ払って、何でもできる環境だったとしたら──
「何がしたい?」

この問いを、何度でも自分に聞き続けてほしい。

【答えは簡単に出ない】

周りの声、世間の常識、人からどう思われるか──
生きていると、いろんな“外の声”に流されて、自分の本音がわからなくなることがある。
いや、むしろ「本音を言ってはいけない」と思ってしまうことすらあるかもしれない。

でも、誰の人生でもない。自分の人生は、自分の気持ちに正直に生きるべきだ。

「〜しなくちゃならない」「〜すべき」で生きていると、
どこかで疲れて、虚しさを感じてしまう。

だからこそ、「〜したい」「〜がやりたくてしょうがない!」
そんな思考で日々を生きられたら、人生はまったく違うものになるはずだ。

じゃあ、どうすればそうなれるのか?

答えは一つ。
「自分自身の本音と向き合うこと」

・自分にとって何が大切なのか?
・本当にやりたいことは何か?
・どう在りたいのか?

そんなこと、普段はあまり考えないかもしれない。
だからこそ、すぐに答えなんて出なくて当然なんだ。

何度も「出ては消え」の繰り返しかもしれない。
それでも、何度も何度も、自分自身に問い続けてほしい。
「俺は、本当はどうしたいんだろう?」って。

【一人じゃない。仲間は必ずいる】

俺も昔は、「店を守らなきゃ」とか「父親だからこうあるべき」って思い込んで、
自分の気持ちをずっと後回しにしてた。

離婚する前も、沖縄に来る前も、
「本当はこうしたいけど…」って気持ちをずっと押し殺してた。

でもある時、自分の中で明確になった想いがある。

「KやMから見て、カッコいい生き方(お父さんの背中)を見せたい」

カッコいいかどうかを決めるのは、自分じゃない。
それは、KやMが決めることだというのも分かっている。

だからこそ、自分自身が納得できる、自分らしい生き方を本気でしたいって思った。

自分に「これでいい」と胸を張って言えない生き方では、
誰の心にも響かないと、俺は思う。

そして実際、「目の前に海が広がる沖縄で、やりがいのある仕事ができる」
そんなチャンスを掴むことができた。

もちろん、KとMに会えなくなる覚悟もした。
周りからどう思われるか、怖くて仕方なかった。

でも──
この問いに真正面から向き合い、
「自分の気持ちを大切にしよう」と決めた瞬間から、
人生が少しずつ、本当に変わりはじめた気がしてる。

【誰のためでもない、自分自身のために生きろ】

「本当はどうしたい?」という問いは、
自分の人生のコンパスみたいなもの。

この問いが、「自分にとっての目的地」を教えてくれる。

人はみんな、いつかは死ぬ。
その時、振り返った人生に、ちゃんと納得できるように──
「自分らしい人生だった」と胸を張れるように。

すぐに答えが出なくてもいい。
焦らなくてもいい。

でも、その問いを忘れないで、何度でも自分に問いかけ続けてほしい。
正解は、外にあるんじゃない。
正解は、いつだって自分の中にある。


最後までお読み頂きありがとうございます。
このメッセージは、僕の2人の息子たちに向けたものですが、
世界中のお父さんや子供達、この世界で生きている何処かの誰かのお役に1mmでもなれたら嬉しく思います。

僕は、「縁ある人々の笑顔と喜びの量を増やし、子供達の明るい未来を守る」という人生目的の為に、
1人でも多くの「カッコよい父親」を増やすためにこれからも頑張っていきます。
これからも一緒に頑張っていきましょう!
ありがとうございました。