それぞれの役割
── 家族のために、何を与えられるのか ──

【「親」と「子」それぞれの役割】

「役割」って言葉、学校や職場、社会の中でよく出てくるよな。
でも、それは家族の中にもあると思う。

「親子」ってひとくくりにされがちだけど、実際には「父親」「母親」「長男」「次男」と、それぞれの立場に応じた“役割”がある。

俺が思うに、「役割」の「役」は“役目”、つまり「誰かの役に立つこと」
それを「割り振る」ことが“役割”なんだ。

つまり、自分にできる範囲で、誰かのためにできることをする。
家族の中でも、そうやって互いの“役割”を持って生きていくことが大切なんだと思う。

【男としての役割】

KもMも、男の子として生まれてきた。
だからこそ、「男としての役割」っていう視点で伝えたいことがある。

時代的にはジェンダーレスで、性別による役割の話はナイーブかもしれない。
でも、“本質”として伝えたいんだ。

「男は外に出て獲物を狩る」
「女は家を守り、子どもを育てる」

もちろん、現代社会でそれをそのまま実践するのは難しい。
でも、生物学的にも歴史的にも、それぞれが持って生まれた力には違いがある。

その中で、俺が最も伝えたい「男の役割」はこれだ。

どんな時も、女性を守ること。

力が強いとか、稼ぐとか、そんな表面的なことじゃない。
“守る存在であれ”ってこと。

どんな理由があっても、絶対に女性に手を挙げるようなことはしてはいけない。
これは、ママに対しても同じ。
子としての役割以上に、“男”としての責任があることを忘れないでほしい。

【子どもとしての役割】

じゃあ、「子ども」としての役割はなんだろう?

子どもは、親を成長させてくれる存在。

正直、子どもってそれだけで素晴らしい。
存在してくれてるだけで、親は救われたり、元気をもらったりしてる。

未成年のうちは、多少わがままだっていい。
それで親が悩んだり、考えたりしながら、成長していく。

だからKとMには、今の自分の気持ちに正直に行動してほしい。
それが、親にとって何よりの“学び”になる。

【家族の役割は、一生続く】

俺が「父親」でいられるのは、KとMが生まれてきてくれたおかげだ。
この「父親」という役割は、俺が死ぬまでずっと続く。

同じように、俺もじーじとばーばの「子ども」という役割を、今でも持っている。

家族の中で、互いに存在し合っているからこそ、与えられる“役割”。
お互いのために、自分ができることをしようとするだけでいい。

それぞれが自分の役割を果たせば、みんなが笑顔になれる。
家族全体が幸せになれるんだ。


✍️ 最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。
このメッセージは、僕の2人の息子たちに向けたものですが、
世界中のお父さんや子どもたち、この世界で生きているどこかの誰かのお役に、1mmでもなれたら嬉しく思います。

僕は、
『縁ある人々の笑顔と喜びの量を増やし、子どもたちの明るい未来を守る』という人生目的のために、
1人でも多くの『カッコよい父親』を増やすために、これからも頑張っていきます。

これからも一緒に頑張っていきましょう!
ありがとうございました。