正解なんて無い世の中で、自分自身の「正解」を探すコツ


自分の心と会話する時間を持とう
── 外の声より、まず“内なる声”を聞け ──

【人の声ばかり聞いて、自分の声を聞き忘れてないか?】
毎日、いろんな情報が飛び交ってる。
学校のこと、部活のこと、友達とのこと。
「こうすべき」「ああした方がいい」って、外からの声ばかりが聞こえてくる世の中で──
ふと、自分の“心の声”を置いてけぼりにしてないか?
本当はイヤだと思ってるのに「みんながやってるから」ってやってみたり、
モヤモヤしてるのに「まぁいいか」ってごまかしたり。
でもね、そうやって自分の気持ちを後回しにしていると、
だんだん何が好きで、何がやりたいのか、分からなくなっちゃう。

【“本当の気持ち”って、静かな場所にある】
俺は思う。
心の声って、静かな場所で1人じゃないと聞こえない。
毎日、あっと言う間に1日が過ぎてしまう
朝、ギリギリに起きて、学校行って勉強して、部活やって、
風呂入って、ご飯食べて、ゲームやって、宿題やって寝る。
いつも通りの1日を過ごしていたら、
自分自身の心の声なんて聞こえない。
だからこそ、敢えて、毎日少しでも良いから、自分に問いかけてみる。
「本当はどうしたい?」

「これって、誰のためにやってる?」

「自分にとって、これって大切?」

そんな問いを、誰にも言わなくていい。
心の中でいいから、自分に聞いてみてほしい。
別に答えが出なくたって良い。
まずは、自分に問いかけてみることが大切だから。

【ある時から、俺もずぅっと問いかけてきた】
俺もね、ずっと“誰かのため”に頑張ってた。
店のため、家族のため、スタッフのため──
自分の気持ちなんて後回しで、「とにかく動け!頑張れ!」って、自分にムチを打ってた。
それで、苦しかったり、辞めたくなったりした訳ではない。
それが俺の「喜び」だったし、「やりがい」でもあった。

だけど、その頃の俺はその役割が無くなったら、
自分に価値が無いと思っていたのかも知れないし、

自分が「本当にしたい事」「何の制限も無かったら何がしたい!?」
何て事、考えたことも無かったのかも知れない。

そんな、普通の生活をしていた時、「コロナ」が来たんだ。

覚えてるか分からないけど、
当時、人との接触がダメ!
「飲食店は営業しちゃダメ!」「特に居酒屋、お酒の提供はダメ!」

となって、世の中から一時的だけど、俺が今までやってきた仕事が
「不必要」になっちゃったんだ。

そこから、自分は何のために生きてるんだろう?
誰の為に頑張ってるんだろう?
本当は何がしたいんだろう?

と、考えるようになったんだ。

そうやって問い続けて、たどり着いた答えが
「俺は、縁ある大切な人の笑顔と喜びの量を増やし、子供達の明るい未来を守る」事なんだ。

考えては消え、考えては消えの繰り返しの中で、自分自身のこの命を何のために使うのか!?
本当に俺がしたい事って何なのか!?
徐々にぼんやりと出来た「思いのボール」みたいなものを、さらに自分に問い続けて、
はっきりとした思いに繋がって行ったんだよね。

【答えは簡単には出ないけど、続けることが大切】
心と向き合って、答えを出す事って簡単じゃない。
学校の勉強みたいに「正解」があるわけじゃない!
むしろ「正解」なんて無い。
誰も答えを教えてくれない。
答えを知ってるのは、「自分自身」しかいない。
そして、その出した答えを「正解」にするのも自分しかいない。

だからこそ、ずっと続けて欲しい。
自分の中にある声を、ちゃんと聞いてあげることを!

それがどんな声でもいい。「不安」「怖い」「嫌だ」って声でもいい。
それを聞けることで、自分も大切にできるし、
その先の未来を自分自身で描くことが出来る。
周りの誰かに言われたからじゃなく、自分自身の為に。

【最後に】
これから進んでいく道の中で、
迷うこと、悩むこと、不安になること──たくさんあると思う。
でも、どんな時も、自分の中の「小さな声」に耳を澄ましてみてほしい。
答えはいつも、外じゃなくて“自分の中”にあるから。

最後までお読み頂きありがとうございます。
このメッセージは、僕の2人の息子たちに向けたものですが、
世界中のお父さんや子供達、この世界で生きている
何処かの誰かのお役に1mmでもなれたら嬉しく思います。
僕は、「縁ある人々の笑顔と喜びの量を増やし、子供達の明るい未来を守る」という人生目的の為に
1人でも多くの「カッコよい父親」を増やすためにこれからも頑張っていきます。
これからも一緒に頑張っていきましょう!
ありがとうございました。